友人からの質問
この記事のタイトルは『Q.三重まぶたは疲れのせい?夕方の三重まぶたは「疲れ目」のせいなの?』なんですが、これは実際に友人から受けた質問です。
最近は、パソコンやスマホで目を酷使する人が多いので、疲れ目で「三重まぶた」で悩む方が増えている印象です。
「三重まぶた」は女性だけでなく、男性からの相談も多い!
男女問わず、仕事で目を酷使する方は「三重まぶた」になりやすい傾向があります。
しかし、疲れ目だけが「三重まぶた」の原因ではありません。体の疲労や体調不良なども、三重まぶたを引き起こす大きな要因になります。
さらに注意したいのが、「老化による三重まぶた」です。
- 夕方になるといつも三重まぶたになる
- 年齢とともに三重まぶたになりやすくなった
このような方は、単に「疲れ」だけでなく、「老化」の影響も疑った方がいいでしょう。
実は、まぶたは子どものころから老化が始まり、少しずつ進行します。
引用元:一般社団法人松山市医師会HP
まぶたはデリケートな部位なので、子供のころから「老化」が少しずつ進行し、20代・30代になって「三重まぶた」が頻発したり元の二重に戻りにくくなったり、トラブルが生じやすくなります。
放っておくと、三重まぶたは年齢とともに悪化する傾向があるので、今のうちに早めに対策するのがオススメです。
ですが・・
具体的な改善法の前に、まずは「三重まぶたの原因」をしっかり理解することが大切です。
前回の記事で三重まぶたの原因は全て解説しましたので、今回このページでは「疲れ」と「年齢」の影響に焦点を絞って詳しく解説します。
- 一日の疲れで目が三重になることが多い
- 年齢を重ねるごとに、三重まぶたになりやすくなった
このような方は、悪化する前に「三重まぶた」について詳しく理解しておくことが重要です。
具体的な対策の前に、「なぜ三重まぶたが生じるか?」「なぜ年々悪化するのか?」詳しく理解しましょう!
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目次
疲れによる三重まぶたを徹底解説!
まずは、「疲れによる三重まぶた」をしっかり理解しましょう。
疲れが原因で三重まぶたになる場合、大きく分けて次の2つの影響が考えられます。
- 疲れ目・眼精疲労
- 体の疲れ・体調不良
一つ目は「疲れ目・眼精疲労」です。パソコン・スマホ・テレビなどを長時間見続けると、だんだん目元に疲れがたまってきて、本来の二重まぶたが三重(みえ)に変化します。
もう一つは「体の疲れ・体調不良」です。目は疲れていなくても、体に疲労がたまったり体調を崩したりすると、本来の二重のラインが乱れて三重まぶたが現れます。
なぜ、疲れがたまると三重まぶたになるのでしょうか?
以下、「目の疲れ」と「体の疲れ」を分けて詳しく解説しますね。
「疲れ目・眼精疲労」による三重まぶた
「疲れ目・眼精疲労」による三重まぶたは、多くの方が経験されていることでしょう。
- パソコン作業を長時間していたら三重まぶたになった
- スマホやテレビをずっと見ていたら三重(みえ)に変化した
- 夕方になって目に疲労がたまると、本来の二重が乱れて三重になる
とくにデスクワークでモニター画面と"にらめっこ"している方は、夕方になる頃には、本来の二重が乱れて三重まぶたになるケースが多いです。
実際、「三重まぶた」で悩んでいる方の話を聞いてみると、主にパソコン仕事をなさっているケースが多いですね。
あるいは、テレビ好きだったりスマホ依存症だったり、(知らず知らずのうちに)目を酷使しているケースがとにかく多いです。
なぜ、目に疲労がたまると、三重まぶたに変化するのでしょうか?
まず注意点としては・・
厳密にいえば、目(眼球)に疲労がたまることで「三重まぶた」になるわけではありません。
そうではなく、目(眼球)を長時間働かせて、目の周りの筋肉が"こわばる"ことで、三重まぶたは発生します。
〝こわばり〟とは、筋肉が固まって動かしにくくなる状態のこと。手、足、首、肩、腰など、全身に表われる現象です
引用元:リビング京都 HP
得丸敬三(佛教大学保健医療技術学部理学療法学科・准教授)
筋肉はもともと伸び縮みする性質があるが、長時間のスマホやパソコンなど...(中略)...で緊張が続くと、本来の弾力を失って、縮んだまま硬くこわばってしまう
引用元:働き女子の!働き肩改革 HP
坂井建雄(順天堂大学医学部解剖学 教授)
目を長時間働かせると、目の周りの筋肉が緊張を続けます。すると、筋肉は「血行不良」を引き起こし、本来の弾力を失って硬くこわばってしまうのです。
結果として、まぶた本来の「柔軟性」や「伸縮性」が低下するので、二重のラインが乱れて三重まぶたに変化します。
また、筋肉が緊張して硬くなると、血行不良によりまぶたに老廃物がたまってきます。すると、筋肉がこわばるだけでなく、まぶたに「むくみ」が生じるので、新たなラインが1本、2本と形成されて三重まぶたの発生に繋がります。
筋肉が緊張して硬くなると、血管が圧迫されて血流が悪くなり、疲労物質や老廃物が筋肉中にたまる。これにより凝りや痛みが発生すると考えられる
引用元:働き女子の!働き肩改革 HP
坂井建雄(順天堂大学医学部解剖学 教授)
ポイントは「まぶたの緊張」です。
パソコン・スマホ・テレビを見ているときは、「表情の動き」や「まばたきの回数」が減少し、筋肉が緊張して凝り固まってしまいます。
結果として、血流が悪くなって「むくみ」や「柔軟性の低下」を引き起こし、三重まぶたの発生に繋がるのです。
長いこと表情を動かさないと、顔の筋肉がこわばっている感じがしませんか?
目の周りの筋肉も、長時間動かさずに緊張を続けると、こわばって柔軟性が低下するとともに「むくみ」を引き起こします。
それが「三重まぶたの引き金」になるのです。
アドバイス
by 表参道まぶたケア研究室
「疲れ目・眼精疲労」で三重まぶたになった場合、目の周りの血流が悪化して、筋肉がこわばっていることが考えられます。
筋肉がこわばることで、まぶた本来の"しなやかさ"が失われたり「むくみ」が生じたりして、三重まぶたの発生に繋がります。
ポイントは、「長時間の筋肉の緊張が三重まぶたを引き起こしている」という点です。
長時間目を働かせて、目の周りの筋肉が緊張し続けることで、まぶたの血流が悪化して三重まぶたを引き起こします。
パソコン、スマホなどのデジタル機器によるテクノストレスは疲れ目の原因となるだけでなく、眼輪筋などの血流の悪化にも繋がっています。
引用元:メディカルページ 札幌版
新川中央眼科 小川 佳一 院長
目の周りの筋肉を「眼輪筋(がんりんきん)」と言います。
この眼輪筋が緊張して血行不良になると「三重まぶた」を引き起こすので、筋肉の緊張を緩和してやることが重要です。
そのためには、以下の5つがポイントになります。
- こまめに目を休める
- 意識的にまばたきする
- 目元の筋肉をストレッチする
- 顔の表情を動かす
- ホットアイマスクや蒸しタオルを使う
- 運動して全身の血行を良くする
こまめに目を休める
筋肉の緊張を緩和させるには、こまめに目を休めてリラックスしましょう。
オススメは、パソコンの傍に「観葉植物・写真立て・オブジェ」など、何か目を休められるものを置いておくことです。パソコン作業で「ちょっと行き詰ったな...」と感じたら、ボーッとそれらを眺めましょう。目元の緊張を緩和させることができます。
また、筋肉の緊張をほぐすには、リラックスして遠くの方を眺めることも大切です。近くを見たり遠くを見たり、あたりをキョロキョロ見回したりすることで、効果的に目元の緊張をほぐすことができます。
意識的にまばたきする
パソコンやスマホなどの画面を見ているときは、普段よりまばたきの回数が減少しています。すると、筋肉が動かないので血行が悪くなりますし、涙の分泌も減少してドライアイを引き起こす原因になります。
ドライアイで三重まぶたに!?
実は、血行不良だけでなく「ドライアイ」も、三重まぶたを引き起こす原因になります。
まばたきの回数が少ないと「ドライアイ」や「三重まぶた」に繋がるので、モニター画面を見ているときは、意識的にパチパチとまばたきをしましょう。涙の分泌を促し、筋肉をほぐすことができます。
目元の筋肉をストレッチする
目を酷使して筋肉がこわばると「三重まぶた」を引き起こすので、目元の筋肉をストレッチして凝りをほぐしてやることが大切です。
凝り固まった筋肉をストレッチすれば、目元の血行が良くなるので、三重まぶたを効果的に予防・改善することができますよ。
オススメは「眼輪筋ストレッチ」です。
眼輪筋(がんりんきん)は"眼球をぐるりと囲む筋肉"ですが、この筋肉をストレッチすると、凝りがほぐれて目元の血行が促進されます。血行が良くなれば、三重まぶたになりにくいですし、元の二重に戻すのにも役立ちます。
やり方は簡単。
「目をギューッと閉じて、パッと開く」...これを1セットとして10回ほど繰り返してください。
目を閉じるときは強めに閉じて(2秒)、開くときは大きく見開く(1秒)のがポイントです。
「イチ・ニ・サ~ン♪」「イチ・ニ・サ~ン♪」のリズムで・・
「イチ・ニ」で目をギューッと閉じ(2秒)、「サ~ン♪」で目を大きく開く(1秒)...というふうにリズムよく目を開け閉めしましょう。
目の周りが温まった感じがしませんか? 血流が良くなると、三重まぶたを効果的に予防・改善することができますよ。
*詳しいストレッチのやり方は、こちらのページをご覧ください。
三重まぶたには筋肉の運動が効く! 詳しいストレッチ法はこちらです。
もう一つオススメなのが「ウインクエクササイズ」です。
まぶたを左右交互にダイナミックにウインクして、筋肉の凝りをほぐすエクササイズです。
ポイントは、リズミカルかつダイナミックに目を大きく動かして、左右交互にウインクすることです。
"ギュッと目を閉じてふわっと目を開く"という感じで、リズムよくダイナミックに交互にウインクしましょう(10~20秒)。
凝り固まった筋肉をほぐして血行を促進できるので、三重まぶたの予防・改善に効果が期待できます。
メモ
例えば、トイレに行ったときに習慣的に行えば、夕方の三重まぶた対策に役立ちますよ。
顔の表情を動かす
目の周りの筋肉(眼輪筋)は単独で存在しているわけでなく、他の顔の筋肉と一体となって機能しています。そして、血管も他の顔の筋肉と繋がっているわけですから、顔全体の筋肉を動かすことは目元の血行促進に効果的と言えます。
なので、三重まぶた対策には、意識的に顔全体の表情を動かすことも心がけましょう。
そのためには、豊かな表情でコミュニケーションすることが大切ですが、いつもコミュニケーション相手がいるとは限りませんね。
そこで、セルフエクササイズで意識的に表情を動かすのがオススメですよ。
簡単なのは「あ・い・う・え・お 体操」です。
大きく「あ・い・う・え・お 」と発声するように口を動かして、顔全体の表情を動かしましょう(1セット10回)。
こうして目元だけでなく顔全体の表情を動かすことで、効果的に血行促進できるので、三重まぶた対策にオススメですよ。
パソコンやスマホを見ているときは顔の筋肉が固まってしまいがちなので、意識的に表情を動かして顔全体の血の流れを改善しましょう。
ホットアイマスクや蒸しタオルを使う
目元の血流が悪くなると三重まぶたが現れやすいですし、血行不良の状態では元の二重になかなか戻りません。
そこで、ホットアイマスクや蒸しタオルで目元を温めるのもオススメです。
「温める」ことで筋肉がゆるみ、血管が拡張して血流が良くなります。それによって三重まぶたを予防したり、元の二重に戻したりできるので、ホットアイマスクや蒸しタオルを活用してみましょう。
疲れもすっきりリフレッシュできるのでオススメですよ!
*詳しい方法はこちらのページをご覧ください。
三重まぶたには蒸しタオルやホットアイマスクが効く!
運動をして全身の血行を良くする
運動をして全身の血行を良くすると、(疲れによる)三重まぶたを効果的に予防・改善することができます。
体全体の血流が良くなれば、目元の血行も促進されるので、全身の運動は三重まぶた対策にとてもオススメです。
ポイントは、ウォーキングなどの有酸素運動だけでなく、筋トレとストレッチをセットで行うことです。
適度な有酸素運動で汗を流すだけでなく、筋肉を鍛えたりほぐしたりすることで、効果的に全身の血流を促進することができます。
筋トレで血流アップ!
全身の筋肉を鍛えると血液のポンプ機能が高まって、体のすみずみにまで栄養を届け、不要な老廃物を回収しやすくなります。結果として、まぶたはスッキリ引き締まり、皮膚の柔軟性も高まります。
なので、三重まぶた対策には「全身の筋トレ」も(少しづつでもいいので)行ってください!
このように運動を習慣にすれば目元の血流もアップするので、疲れても三重まぶたになりにくく、元の二重に戻りやすくなります。
騙されたと思って、日々の習慣に運動を取り入れてみてはいかがでしょうか?美容だけでなく健康にもいいので、一石二鳥ですよ。
「体の疲れ・体調不良」による三重まぶた
目は疲れていなくても、「体の疲れ・体調不良」で三重まぶたになるケースも多いです。
- 午前中は綺麗な二重なのに、夕方になると疲れがたまって三重まぶたになる
- 最近は忙しくて体の疲れが取れず、三重まぶたになりやすい
- 風邪をひいて体調を崩すと、本来の二重が乱れて三重になる
とくに、日々の生活で睡眠時間が短かかったり、リラックスする時間がなかなか取れないと、疲れの影響で三重まぶたが発生しやすくなります。
実際、「三重まぶた」で悩んでいる男女に話を聞いてみると、日々忙しい方が多いようです。
ゆっくり休む時間が取れないと、「目が三重になる」などトラブルが生じがちです...。
なぜ、体に疲労がたまると、三重まぶたに変化するのでしょうか?
そもそも疲労とは・・
疲労とは、身体的または精神的疲労に分別され、痛みや発熱と並んで生体の3大アラームと言われており、身体に休息をとるよう脳に警告するシグナルである。
引用元:医療法人 再生未来
『慢性疲労症候群とは』
疲労は「疲れ」とも表現され、痛みや発熱と同様に「これ以上、運動や仕事などの作業を続けると体に害が及びますよ」という人間の生体における警報のひとつです。
引用元:健康長寿ネット
『疲労とは?疲労の原因と回復方法』
要するに「疲労」というのは、「これ以上働いて休息をとらないと、体に害が生じますよ!」というサインです。
「疲労」は脳が感じ取るものですが、その一つの表れとして「三重まぶた」などのトラブルが発生します。ある意味、「そろそろ体を休めましょう!」と教えてくれているのです。
ポイントは、「疲労は脳が感じている」という点です。
精神的な疲労だけでなく、肉体的な疲労も、その「疲労」を感じているのは、結局のところ「脳みそ」です。
つまり、精神的な疲労であれ、肉体的な疲労であれ、疲れているときは「脳みそ」に負担がかかっているのです。
それによって何が起こるかというと、脳の調整機能が十分に機能しなくなり、自律神経が乱れて全身の血流が悪くなります。
全身の血流が悪くなると、目元にも血行不良を引き起こし、結果として「三重まぶた」などのトラブルを誘発します。
目元が血行不良になると、まぶた本来の柔軟性が失われたり「むくみ」が生じたりして、二重が乱れて三重に変化します。
メモ
体調不良のときも目元の血流が悪くなるので、まぶたが三重に変化します。
アドバイス
by 表参道まぶたケア研究室
三重まぶた対策には、リラックスして体の疲れを回復させるとともに、積極的に体や目元を動かして、滞った血流を改善することが大切です。
ポイントは次の6つです。
- リラックスタイムをつくる
- 良質な睡眠をとる
- 適度に運動する
- まぶたのストレッチを行う
- 必要な栄養を補う
- 入浴で体を温める
リラックスタイムをつくる
ずっと忙しく働いていると「交感神経」が高ぶって、自律神経が乱れてしまいます。自律神経が乱れると血行不良になり、三重まぶたなどのトラブルを引き起こします。
「交感神経」を抑えて自律神経を整えるには、リラックスタイムを積極的につくりましょう。
音楽を聴いたり、アロマを焚いたり、おしゃべりをしたり・・
心身ともにリラックスすることで「交感神経」の高ぶりを抑えて、「副交感神経優位」にスイッチを切り替えることができます。
結果として、血管が緩んで血流が良くなるので、三重まぶたなどのトラブルを予防・改善することができます。
良質な睡眠をとる
「良質な睡眠」は、体のあらゆるトラブルを治すのに役立ちます。
三重まぶたも例外ではなく、まぶたの調子を整えるのに「良質な睡眠」は"薬"になります。
オススメは、入浴してから90分後に就寝することです。いったん体を温めてから(90分後)やや体が冷えてきたときに入眠すると、スムーズに深い眠りを得ることができます。
一般に、ベストな睡眠時間は「6~7時間」と言われています。
適度に運動する
目元の血行が悪くなると三重まぶたが生じやすいので、普段から適度に運動して、目元の血行を促進するのがオススメです。
運動すると目元の血行が良くなり、三重まぶたになりにくいですし、元の綺麗な二重に戻す効果が期待できます。
また、純粋に疲労回復のためにも、「適度に体を動かす」のがオススメです。
疲労状態の体は筋肉が固まって血行が悪くなり、細胞に栄養を運べなくなったり老廃物を排出したりすることも困難になります。むしろ体を動かすことによって、全身の血行を良くし、体内にたまった疲労物質を取り除く効果が期待されています。このように積極的に体を動かして疲労を軽減させる方法を「アクティブ・レスト」といいます。
引用元:POWER PRODUCTION MAGAZINE
『疲労回復におすすめの方法を、毎日の疲れが取れないあなたに』
運動すると全身の血行が良くなるので、余計な老廃物や疲労物質を外に流すことができます。それにより、疲労回復できるだけでなく、目元の調子も良くなるので、三重まぶたの予防・改善に役立ちます。
実際、私自身も「運動を始めて三重まぶたが治った!」という報告を受けているので、「三重まぶた対策」に運動はとてもオススメですよ。
ポイントは、ウォーキングなどの有酸素運動だけでなく、筋肉トレーニングやストレッチもあわせて行うことです。
筋肉を鍛えたりストレッチでほぐすことで、全身の血液循環を効果的に高めることができます。
メモ
運動については、先ほどの『疲れ目・眼精疲労による三重まぶた』の項でもお話しましたので、そちらをご参考ください。
まぶたのストレッチを行う
目元の血行促進には「まぶたのストレッチ」もオススメです。
「目をギューッと閉じて(2秒)、パッと大きく開く(1秒)」簡単なストレッチです(×10回)。
*詳しい「まぶたのストレッチ法」はこちらのページをご覧ください。
三重まぶたには筋肉の運動が効く! 詳しいストレッチ法はこちらです。
このストレッチで目元の筋肉をほぐして血行促進できるので、三重まぶたの予防・改善に効果が期待できます。
また、まぶたのストレッチを習慣的に行うことで、目元の筋肉量もアップして、三重まぶたになりにくい体質をつくることができますよ。
「目をギューッと閉じて(2秒)、パッと大きく開く(1秒)」簡単なストレッチなので、日々の生活にぜひ取り入れてください。
必要な栄養を補う
3大栄養素(炭水化物・脂質・タンパク質)はもちろん、これらの吸収とエネルギーへの転換を促すビタミン類(B₁・B₂・C)やミネラル(亜鉛)を積極的に摂りましょう。
とくに亜鉛は食事で不足しがちですが、皮膚や筋肉をつくるのに必須の栄養素なので、サプリメントで摂取するのもオススメですよ。
ビタミン類(B₁・B₂・C)も、「新陳代謝」や「疲労回復」に効果が認められているので、食事かサプリメントで積極的に補いましょう。
三重まぶた対策には日々の栄養摂取にも気を配り、3大栄養素(とくにタンパク質)、亜鉛、ビタミン類(とくにB₁・B₂・C)を意識的に摂取するのがオススメです。
入浴で体を温める
湯船につかると体温が上がり、皮膚の毛細血管や皮膚下の血管が広がって、血液循環が活性化します。それにより新陳代謝が高まるので、溜まった老廃物や疲労物質が排出され、「疲れによる三重まぶた」を予防・改善することができます。
また、体をしっかり温めることで、凝り固まった筋肉をほぐし、さらに細胞の修復効果も高まるので、三重まぶたなどのトラブルが生じにくくなります。
入浴時間の目安は・・
「湯温が40~41度なら15分」、やや熱めのお湯で「42度なら10分」です。
疲れをとるには、しっかり肩までつかる「全身浴」がオススメですよ。
夕方の三重まぶたは老化の影響も無視できない!
「夕方になると、疲れのせいで三重まぶたになる」と悩んでいる方は多いですが、実は、三重まぶたの原因は「疲れ」だけではありません。
たとえば・・
- 交感神経の高ぶり
- ストレスやイライラ
- 冷えや乾燥
これらも、三重まぶたを引き起こす原因になります。
そして、三重まぶたの原因として「老化の影響」も無視できません。
- 年齢とともに三重まぶたが頻発するようになった
- 元の綺麗な二重に戻りにくくなった
そう感じることはありませんか?
夕方になると毎日のように三重まぶたになる方は、単に「疲れ」の影響だけでなく、「まぶたの老化」が進行している可能性が高いです。
放っておくと、三重まぶたの「癖」が強くなって常態化するだけでなく、さらに四重まぶた・五重まぶたに"進化"することもあるので、早めに対策するのがオススメです。
以下、「疲れ以外の三重まぶた」について詳しく解説しますので、一つ一つポイントをチェックしましょう!
三重まぶたは「疲れのせい」だけじゃない!
全く疲れていなくても、三重まぶたになるケースがあります。
たとえば、緊張しているときや気持ちが高ぶっているときは、本来の二重から三重まぶたに変化しやすくなります。
- プレゼンなど人前に出て発表するとき
- 仕事に全力で取り組んでいるとき
- 試合やコンサートを観るのに夢中になっているとき
ふだんより緊張したり気持ちが高ぶったりすると、「交感神経」が優位になり、血管が収縮して血液の流れが悪くなります。すると、まぶた本来の柔軟性が失われたり、老廃物がたまって「むくみ」が生じたりして、三重まぶたの発生に繋がります。
また、精神的に「ストレスやイライラ」を感じた時も、本来の二重が乱れて三重まぶたに変化しやすくなります。
ストレスやイライラを感じると、自律神経が乱れて血流が悪くなるので、本来の二重のラインが乱れやすくなります。
女性の場合、生理前は「イライラ」を感じたり「むくみ」が生じたりするので、三重まぶたが現れやすくなります。
さらに、体が冷えたり肌が乾燥したりして、三重まぶたを引き起こすケースも多いです。
体が冷えると血流が悪くなりますし、乾燥すると皮膚の柔軟性が低下するので、元の二重が乱れて三重まぶたに変化してしまうのです。
私の周りでも「冷え性」や「乾燥肌」の方は、三重まぶたになりやすい傾向がありますね。
夕方の三重まぶたは老化の影響も大きい
突然ですが、最近のあなたの「まぶたの調子」はどうですか?
- 最近は夕方になるといつも三重まぶたになる
- 元の綺麗な二重に戻りにくくなった
- 片目の三重まぶたが悪化して、左右の目のバランスが悪くなった
このように三重まぶたが頻発したり、元の二重に戻りにくくなったりしていませんか? また、片目だけ三重まぶたが悪化して、左右の目のバランスが崩れていませんか?
もし、以上の心当たりがあるとすれば、(あなたが思っているよりも)「まぶたの老化」が進行している可能性が高いです。
なぜ、「(あなたが思っているよりも)」と付け加えているかと言いますと、まぶたはとてもデリケートな部位なので、本人が自覚しているよりも老化が進行しているケースが多いからです。
また20代・30代と若くても油断はできません。「まぶたの老化」は子供のころから少しずつ始まり、早くも20代・30代でまぶたの皮膚はたるんできてしまいます。
実は、まぶたは子どものころから老化が始まり、少しずつ進行します。
引用元:一般社団法人松山市医師会HP
これは医師会のホームページからの引用ですが、まぶたの老化は子供のころから少しずつ進行します。元々まぶたはデリケートなうえに、子供のころは無意識にこすったり引っ張ったりすることが多いので、他の部位よりも「老化」が顕著に現れやすいのです。
その一つの現れとして「三重まぶた」が発生します。
もし、三重(みえ)が頻発したり治りにくくなっているようでしたら、「老化の影響」を疑ってください。そして、悪化する前に早めに対策するのがオススメです。
私の友人も早めに対策することで、「綺麗な二重に戻った」という嬉しい報告がもらえました!
対策せずに放置すると、三重まぶたの「癖」が強くなって治りにくくなったり、さらに余計なラインが増えて「四重まぶた」に発展することも珍しくありません。
早めに対策すれば、私の友人のように「綺麗な二重に戻る」「三重になりにくくなる」という成功事例は多いので、しっかり原因を把握したうえで具体的な対策を実践しましょう。
「老化による三重まぶた」の主な原因としては、以下の3つが挙げられます。
- 皮膚のたるみ(伸び)
- 目の上のくぼみ(まぶた痩せ)
- 眼瞼下垂(下がりまぶた)
単に「疲れ」の影響だけでなく、以上のような「老化現象」が進行すると徐々に三重まぶたが慢性化してしまいます。
加齢で三重まぶたを引き起こす"3大原因"の「たるみ」「くぼみ」「眼瞼下垂」については、こちらのページで詳しく解説していますので、三重まぶたになった方は必ずチェックしてほしいです。
私の友人のように、あなたも「綺麗な二重に戻った」「三重になりにくくなった」と良くなれば、私としても嬉しい限りです(^^)
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参考文献:
- 一般社団法人松山市医師会『まぶたのダメージによる体調不良』
- リビング京都『感じていませんか? 体の〝こわばり〟』得丸敬三(佛教大学保健医療技術学部理学療法学科・准教授)
- 働き女子の!働き肩改革『どうして凝りは起こるの? しつこい肩こりの原因を教えて!』坂井建雄(順天堂大学医学部解剖学 教授)
- メディカルページ 札幌版『瞼(まぶた)のピクピク・・・眼瞼(がんけん)けいれんですか?』新川中央眼科 小川 佳一 院長
- 医療法人 再生未来『慢性疲労症候群とは』
- 健康長寿ネット『疲労とは?疲労の原因と回復方法』
- POWER PRODUCTION MAGAZINE『疲労回復におすすめの方法を、毎日の疲れが取れないあなたに』